胸郭出口症候群
- 指や腕にだるさや痛み、痺れが出る
- 肩が凝りがひどい
- 同じ姿勢を保つのが辛い(PC作業、運転)
- 最近、握力や筋力が落ちた気がする
- 手の細かい動作がしづらい
胸郭出口症候群の種類と原因
鎖骨周辺には、腕神経と呼ばれている神経があります。この腕神経や、血管が首の付け根部分や鎖骨付近に存在するのですが、この神経が圧迫されることで、腕や手の痺れ、肩こりなどが出てきます。
胸郭出口症候群にも種類があり、
①全斜角筋、中斜角筋が圧迫→斜角筋症候群
②鎖骨と第一肋骨の間で圧迫→肋鎖症候群
③小胸筋間で圧迫→小胸筋症候群
④頸椎間で圧迫→頚肋症候群
と、様々の種類が存在します。
職業柄、デスクワークなどの身体を前傾、肩を内側に入れる体勢が多い場合に発症しやすいです。一例としては、猫背ぎみの姿勢を維持させることにより、肩甲骨がしだいに落ちていき、それにより関連のある鎖骨の部分の筋肉などが引っ張られます。それに生じたコリにより、腕や肘、手にしびれが起きてしまいます。
また、痺れ以外にも手の脱力感や力が入れずらい、手が冷えるなどの症状も起こってくることもあります。
胸郭出口症候群で寝れないことも
胸郭出口症候群により、神経や血管の圧迫が強くなると日中のみならず、睡眠中などでも痛みや痺れが出てくる可能性も出てきます。
ストレッチや、お風呂に入っている時は一時的に筋肉が和らいでいき、軽くなっていた状態が、身体の負担がすこしほぐれたぐらいでは回復しない状態にもなってくる場合もあります。
痛みや痺れで寝れない、なにをしていても手に症状が出る、そうなる前に回復させることが大事になっていきます。